【2022年】SIer企業ランキング徹底比較!失敗しない会社選び3つのポイント

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この記事でお伝えすること
  1. SIer業界分類別の売上ランキング
  2. SIer業界分類別の年収ランキング
  3. SIer業界分類別の働きやすさランキング
  4. 2chのSIerランキング
  5. SIerで働くときに企業を選ぶ3つのポイント

IT業界は成長性が高く市場が伸びているので、転職先として人気の業界です。

IT業界を目指す人の中には、SIerで働きたいと考えて、以下のように悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

「どのSIerを目指せばいいの…?」

「働きやすい優良企業はどこ…??」

“ちか”

私はSIerへの転職を考えているので、どのSIerが有名で、働きやすいのかはとても気になります…!

“なかがわ”

SIerで働きたいなら、SIer業界の企業についての知識を持っていた方が安心ですよ。

そこで今回は、SIerのランキングについてお伝えします。

この記事を読めば、

  • SIer業界の優良企業
  • 働く企業選びのポイント

などが理解できるので、後悔のない転職をすることが可能です。

少しでもSIerへの転職を考えている人は、ぜひ読み進めてくださいね。

SIerとは?SIerの業界分類は5つ

ちか

そもそもSIerはどういうものなんですか…?

SIerは簡単に言うと、他の企業が作りたいシステムの開発を請け負う「企業」です。

最近では多くの企業で業務を効率化するシステムが求められますが、自社でオリジナルのシステムを開発できない企業もたくさんあります。

そんな企業の作りたいシステムを、代わりに開発をするのがSIerです。

ちか

SIerはいろんな企業に必要なシステムを作る、大切な役割を持っているんですね!

なかがわ

そうですね。

SIerはその中でも、5つの業界分類がされます。

以下に、SIerの5つの業界分類とその特徴をまとめました。

業界分類 特徴
ユーザー系SIer 大企業のシステム開発をする子会社のSIer。親会社やそのグループ企業のシステム開発を行うので、安定していて働きやすい。
メーカー系SIer コンピューターメーカーのシステム開発部門が独立したSIer。ユーザー系SIerと同様に親会社のシステム開発を行うので安定している。
独立系SIer 親会社を持たずにシステム開発を行うSIer。親元の会社からの縛りがないので、柔軟に開発ができる。
コンサル系SIer クライアントの問題を改善して、利益が大きくなるような戦略を立てるSIer。コンサルティングに強い。
外資系SIer 日本での事業に参入してきた外国のSI企業。実力成果主義なので、仕事ができれば高給を得られる。

ちか

同じSIerでも特徴によって分類されるんですね!

SIerへの転職を考えているなら、自分の興味のある分類を知っていると、実際に働く会社を選びやすいです。

【5分で理解】SIerとは?必要な3つのスキルと効率良く就職する方法

SIer業界分類別の売上ランキング

ちか

SIerの業界分類はなんとなくわかったので、SIerの優良企業が知りたいです!

なかがわ

では、SIerの業界分類別の優良企業を、ランキング形式で紹介しますね。

なにを軸に考えるかで、ランキングに入ってくる企業が変わってきます。

まずは、企業の「売上」に着目して、ランキングを見ていきましょう。

【SIerの業界地図・今後の動向】大手企業で働くために重要な3つのポイントとは?

ユーザー系SIerランキング

まず始めに、ユーザー系SIerの売上ランキングを見ていきます。

順位 企業名 売上高
1位 NTTデータ 2兆2,668億円
2位 NTTコミュニケーションズ 6,777億円
3位 伊藤忠テクノソリューションズ 4,247億円
4位 日鉄ソリューションズ 2,748億円
5位 ネットワンシステムズ 1,863億円

「NTTデータ」が2位の「NTTコミュニケーションズ」に大差を付けて、1位です。

NTTデータは日本を代表するシステムインテグレーターなので、キャッシュレス決済のような、大規模な開発などを行っています。

なかがわ

NTTデータであればマイナビIT AGENTでは、NTTデータ向けの個別転職相談会を開催しています。
ユーザー系SIerを押さえたいならチェックしておくべきですね。

メーカー系SIerランキング

次に、メーカー系SIerの売上ランキングです。

順位 企業名 売上高
1位 富士通 3兆8,577億円
2位 NEC 3兆900億円
3位 日立製作所 8,767億円
4位 日立システムズ 4,317億円
5位 NECソリューションイノベータ 2,937億円

1位は国内最大手のSI企業である「NEC」となります。

メーカー系SIerの売上ランキングの上位5社は、誰もが一度は耳にしたことのある大企業が並んでいますね。

なかがわ

メーカー系のSIerの情報はメイテックネクストのエージェントが強いですね。

ちか

確か、メーカー系や技術系で1番力を持っているエージェントでしたよね。
都心部以外の求人情報にも強い点は、どこのエージェントよりも魅力的です。

独立系SIerランキング

続いては、独立系SIerの売上ランキングです。

順位 企業名 売上高
1位 大塚商会 6,849億円
2位 SCSK 3,586億円
3位 日本ユニシス 2,990億円
4位 トランスコスモス 2,846億円
5位 インターネットイニシアティブ(IIJ) 1,760億円

「たのめーる」のCMでもおなじみの「大塚商会」はSI事業も展開しており、独立系SIerの売上1位となっています。

独立系SIerは、ユーザー系SIerやメーカー系SIerのように、親会社を持ちません。

そのためユーザー系SIerなどと比べると、売上高が少し低い印象ですね。

コンサル系SIerランキング

コンサル系SIerの売上ランキングは、以下のようになります。

順位 企業名 売上高
1位 野村総合研究所(NRI) 5,012億円
2位 アビームコンサルティング 858億円
3位 フューチャー 402億円
4位 JSOL 326億円
5位 シンプレクス 236億円

コンサル系SIerの売上高1位は2位に大きく差をつけて、「野村総合研究所(NRI)」です。

コンサル系SIerは、仕事の中心がコンサルティングになります。

コンサル系SIerは他の分類のSIerよりも、もともとの案件数が少ないです。

したがって他の業界分類のSIerよりも、コンサル系SIerの売上高が低くなっています。

外資系SIerランキング

最後に外資系SIerの売上高ランキングを見てみましょう。

順位 企業名 売上高
1位 日本HP 6兆3,527億円
2位 Cisco 5兆6,360億円
3位 アクセンチュア 4兆5,184億円
4位 IBM 9,053億円
5位 日本オラクル 2,023億円

外資系SIerで一番売上高が多いのは、「日本HP」です。

国内のSIerよりも、圧倒的に大きな売上高で、その金額は6兆3,527億円となっています。

日本ではあまり馴染みのない会社でも、世界中で事業を展開しているだけあって、外資系企業の規模と力は大きいです。

SIer業界分類別の年収ランキング

ここまでSIerの業界分類ごとの売上高ランキングを紹介しましたが、売上高1位の企業が必ずしも平均年収も一番高いわけではありません。

ちか

そうなんですね…!

なかがわ

でも、SIerへの転職を考える人にとっては、年収は重要なポイントだと思います。

なので、今からSIerの業界分類別の年収ランキングを紹介します。

【給料低い?】SIerの平均年収と収入を上げるための4つの秘訣を紹介

ユーザー系SIerランキング

ではまず始めに、ユーザー系SIerの平均年収ランキングです。

順位 企業名 平均年収 平均年齢
1位 電通国際情報サービス(ISID) 896万円 41.0歳
2位 伊藤忠テクノソリューションズ 871万円 40.7歳
3位 日鉄ソリューションズ 835万円 39.6歳
4位 NTTデータ 828万円 38.7歳
5位 ネットワンシステムズ 779万円 39.8歳

一番高いのは、「電通国際情報サービス(ISID)」の896万円となっています。

ユーザー系SIerの売上高1位だった「NTTデータ」は、平均年収だと4位で828万円です。

メーカー系SIerランキング

次に、メーカー系SIerの平均年収ランキングを見ていきましょう。

順位 企業名 平均年収 平均年齢
1位 東芝ソリューション 915万円 45.0歳
2位 日立製作所 894万円 42.1歳
3位 都築電気 879万円 44.0歳
4位 NEC 798万円 43.4歳
5位 富士通 798万円 43.2歳

メーカー系SIerの平均年収の1位は、「東芝ソリューション」で915万円となります。

メーカー系SIerは日本の大企業が親会社なので、安定して高い年収を得ることが可能です。

メーカー系SIerは歴史の長い大企業が多いので、その分平均年齢が他のSIer業界よりも高くなります。

独立系SIerランキング

では次に、独立系SIerの平均年収です。

順位 企業名 平均年収 平均年齢
1位 オービック 901万円 36.4歳
2位 日本ユニシス 825万円 45.7歳
3位 JBCCホールディングス 812万円 46.6歳
4位 大塚商会 807万円 41.0歳
5位 SCSK 725万円 43.3歳

独立系SIerの平均年収の1位は、「オービック」で901万円となります。

ユーザー系SIerやメーカー系SIerと比べて、独立系SIerの売上高は低めでした。

しかし、独立系SIerの平均年収はユーザー系SIerなどに負けていません。

コンサル系SIerランキング

コンサル系SIerの平均年収は、以下のようになります。

順位 企業名 平均年収 平均年齢
1位 シンプレクス 1,283万円 32.3歳
2位 野村総研(NRI) 1,221万円 40.3歳
3位 三菱総合研究所 941万円 42.7歳
4位 アクセンチュア 900万円 30.0歳
5位 フューチャー 836万円 35.9歳

コンサル系SIerの平均年収の1位は、「シンプレクス」で1,283万円です。

コンサル系SIerの平均年収は、ここまで紹介したユーザー系SIerやメーカー系SIer、独立系SIerよりも、ひとつケタが上がります。

また、コンサル系SIerは働く人の平均年齢も低めなので、若い人も活躍できる環境だと言えますね。

外資系SIerランキング

続いて、外資系SIerの平均年収ランキングを見ていきます。

順位 企業名 平均年収 平均年齢
1位 Cisco 1,200万円 42.0歳
2位 日本オラクル 1,046万円 43.1歳
3位 SAP 974万円 39.9歳
4位 アクセンチュア 900万円 30.0歳
5位 日本HP 685万円 39.6歳

外資系SIerの平均年収1位は、「Cisco」で1,200万円です。

外資系SIerはコンサル系SIerと同様に、高い年収を得やすいと言えますね。

日系の企業と違って、外資系は実力が評価されやすい点が、高収入に繋がっています。

SIer業界分類別の働きやすさランキング【社員口コミ】

ここまで、SIerの業界分類別に、売上高と平均年収ランキングを紹介しました。

なかがわ

でも、SIerへ転職を考える人の中には、年収などよりも働きやすさ重視の人もいるでしょう。

ちか

確かに高いお給料をもらえても、働きにくい会社はちょっと避けたいですね…。

そこで、ここではSIerの業界分類別に働きやすさのランキングを紹介します。

このランキングは、有名な転職口コミサイト「転職会議」「Open Work(Vorkers)」「キャリコネ」の評価を参考に作成しました。

これらのサイトでは、企業を辞めた人が働いていた会社の働きやすさや福利厚生、キャリアなどについて口コミをしています。

なかがわ

普通、会社を嫌で辞める人は、このような口コミサイトへ悪く書き込みがちです。

しかしキャリアアップや目標達成のために、前向きに会社を辞めた人なら、過去に働いていた企業の評価をむやみに下げません。

つまり、会社を辞めた人が高評価する企業は、働きやすい企業であると考えられます。

この3つの転職口コミサイトで企業に付けられた5段階の評価を、平均してランキングにしました。

ユーザー系SIerランキング

ユーザー系SIerの働きやすい企業ランキングは、以下になります。

順位 企業名 平均評価
1位 NTTデータ 3.79
2位 ISID 3.69
3位 日鉄ソリューションズ 3.67
4位 NTTコミュニケーションズ 3.59
5位 伊藤忠テクノソリューションズ 3.47

働きやすいユーザー系SIerの1位は「NTTデータ」で、その評価は3.79です。

大企業の子会社であるユーザー系SIerは、安定した収入や福利厚生を受けられます。

そのため、社員の満足度も安定して高いです。

しかし大企業であるがゆえに、昔ながらの社風や意見に対する風通しの悪さはあるみたいですね。

メーカー系SIerランキング

次に、メーカー系SIerの働きやすさランキングです。

順位 企業名 平均評価
1位 日立製作所 3.48
2位 都築電気 3.40
3位 NEC 3.33
4位 NECソリューションイノベータ 3.20
5位 富士通 3.16

メーカー系SIerの働きやすい企業の1位は「日立製作所」で3.48となっています。

ユーザー系SIerと比較すると、メーカー系SIerは少し評価が低い印象です。

とはいえ、会社を辞めようとする社員が、標準である3以上の評価をしている点を考えると、働きにくいとは言い切れません。

なかがわ

メーカー系SIerは親会社が大きいので福利厚生や研修などが充実しています。

その結果、企業に対して高評価をした人が多いです。

でも、メーカー系SIerひとつの企業でずっと働くならいいかもしれませんが、

  • 新しい技術を積極的に学びたい人には物足りない
  • ひとつの物事を決めるまでのスピード感が遅い

などという点を不満に感じる場合もあるようです。

独立系SIerランキング

続いて、独立系SIerの働きやすさランキングです。

順位 企業名 平均評価
1位 SCSK 3.35
2位 日本ユニシス 3.24
3位 オービック 3.21
4位 インターネットイニシアティブ(IIJ) 3.05
5位 大塚商会 2.98

独立系SIerは、他のSIer分類の中では満足度が若干低めになっています。

これは、独立系SIerは働く企業によって、労働環境が過酷な場合もあるからです。

なかがわ

しかし、働きやすさ1位の「SCSK」の評価は3.35と、決して低くはない数字ですよね。

独立系SIerは、ユーザー系SIerやメーカー系SIerのように親会社がないので、やりたいことはできる風潮が強い点が評価されるポイントです。

コンサル系SIerランキング

コンサル系SIerの働きやすさランキングは、以下のようになりました。

順位 企業名 平均評価
1位 野村総合研究所(NRI) 3.89
2位 アクセンチュア 3.77
3位 三菱総合研究所 3.61
4位 JSOL 3.57
5位 アビームコンサルティング 3.51

社員の口コミで最も働きやすい企業だと評価されたコンサル系SIerは、「野村総合研究所(NRI)」で3.89です。

コンサル系SIerの働きやすさは、ユーザー系SIerやメーカー系SIer、独立系SIerに比べて評価が高めになっています。

ちか

確かにコンサル系SIerは、評価ランキング上位5社の平均評価が3.5を下回っていないですね…!

なかがわ

コンサル系SIerは任される仕事も多く、ハードワークです。

でも、その分が給料の高さに反映されています。

コンサル系SIerは、

  • やりがいが大きい
  • ビジネススキルが上がる

という点から、仕事をバリバリやりたい人には魅力的な業界です。

しかし、「ハードワークについていけない…」と感じると、苦しくなってしまいます。

外資系SIerランキング

最後に、外資系SIerの働きやすさランキングです。

順位 企業名 平均評価
1位 Cisco 4.09
2位 アクセンチュア 3.77
3位 IBM 3.50
4位 SAP 3.48
5位 日本オラクル 3.38

外資系SIerの1位は、「Cisco」で4.09となっています。

なかがわ

外資系SIerの社員口コミの平均評価は、コンサル系SIerに次いで高いです。

ちか

本当ですね…!

外資系SIerは実力成果主義なので、仕事を頑張った分が評価されやすく、社員の満足度に繋がっています。

とはいえ、外資系SIerでは丁寧な教育やサポートがあまりない企業も多いので、自分から積極的に仕事をしなければなりません。

したがって、受け身で働く人だと、仕事が辛いかもしれません。

2chのSIerランキングは企業比較の参考程度に利用しよう

ちか

そのほかにも、SIerの企業を見極めるランキングってなにかありますか?

なかがわ

ほかだと、2chにも「SIerランキング」が掲載されていますよ。

以下の表が、実際に2chに載っていた「SI系IT企業総合ランキング」です。

ランク 企業名
A+ Oracle、Cisco、NTTデータ、SAP
A 日立製作所、富士通
A- 日本IBM、NTTコミュニケーションズ 、アクセンチュア、野村総合研究所(NRI)
B+ NEC、日本HP、日鉄ソリューションズ、日本総研(JRI)、大和総研(DIR)
B NTTコムウェア、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC) 電通国際情報サービス(ISID)
B- 三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT)、みずほ情報総研(MHIR) 、日本ユニシス、アビームコンサルティング
C+ JSOL、農中情報システム、SCSK、日立システムズ(HISYS)、日立ソリューションズ(HISOL)
C NECソリューションイノベータ、ニッセイ情報テクノロジー、JR東日本情報システム(JEIS) 、東洋ビジネスエンジニアリング
C- オービック、TIS、オージス総研、富士通エフサス、シンプレクス、タタコンサルタンシービジネス、東京海上日動システムズ
D+ 三菱UFJトラストシステム、三菱総研DCS、兼松エレクトロニクス、都築電気、日興システムソリューションズ、キャノンITソリューションズ
D NKSJシステムズ、インフォコム、セゾン情報システムズ、日商エレクトロニクス、コベルコシステム、IIJ、ネットワンシステムズ 、パナソニックインフォメーションシステムズ、菱化システム、JRシステム、富士通システムズ、イースト、東芝ソリューションズ、富士通FIP
D- ユニアデックス、NECネッツエスアイ、日立産業制御ソリューションズ、三菱電機インフォメーションシステム、MS&ADシステムズ、NTTソフト、NTTアドバンステクノロジ、JFEシステムズ、テクマトリックス、三井情報、第一生命情報システム、ソニーグローバルソリューションズ、ワークスアプリケーション

ちか

さっき紹介してもらった、売上や平均年収ランキングで上位にいた企業名が多いですね…!

なかがわ

そうですね。

やっぱり企業として規模が大きくて、社員に給料を還元できる企業は上位に入ってきます。

でも、この2chのランキングは、なにを基準に誰が作成しているかはわかりません。

なので、「こういう企業がSIerで有名なんだな」くらいの認識にとどめておきましょう。

なかがわ

SIerへ転職をするときに大切なのが、信頼性の高いリアルな情報を集めることです。

ちか

でも、リアルな情報なんて、どうやって収集すればいいのでしょうか…?

企業のことを深く知りたければ、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントは、

  • 業界全体に対する深い理解がある
  • エージェントの担当者が、企業の取材を行っている

ということから、ネット上で調べるだけではわからない企業の内情を教えてもらえます。

特に、マイナビIT AGENTレバテックキャリアは、IT業界に特化した転職エージェントです。

他にも、下記の転職エージェントは、全て完全無料で利用できます。

複数登録した上で、自分にあったエージェントを活用するのがおすすめです。

無料で活用できるIT業界特化の転職エージェント
  1. ITエンジニア経験者は紹介求人の年収UP!!
    マイナビIT AGENT
  2. メーカー系SIerを探しているなら
    メイテックネクスト
  3. SIer以外にも、社内SEへの転職も考えてるなら
    社内SE転職ナビ

そのため、SIerへの転職をスムーズに進めたければ、業界に強い転職エージェントを活用してください。

SIer企業で働くエンジニアの年収は全体的に高い

ここまでSIerの業界分類別に、売上や年収、働きやすさを基準にしたランキングを紹介しました。

ちか

どの業界分類のSIerも、全体的に年収が高いなって思いました。

SIerの全体としては、平均年収ってどれくらいなんですか…?

プログラミングスクール「ポテパンキャンプ」が運営するサイト「Potepan Style」によると、SIerの平均年収は650万円くらいです。

SIerの平均年収ランキングで上位に入る企業と比べると、当たり前ですがSIer全体の平均年収は低くなります。

しかし平均年収.jpによると、日本の平均年収が420万円くらいなので、業界全体として高い年収が得やすいとわかりますね。

なかがわ

なので、SIerで働くエンジニアへ転職をすれば、高収入の企業で働くことが可能です。

【ブラック回避】SIerからの転職を成功させる3つのポイントを解説

SIerで働くときに企業を選ぶ3つのポイント

ちか

SIerはとても稼げる業界なんだとわかりました。

でも、SIerへ転職をするなら、企業はどうやって選べばいいんでしょうか…?

なかがわ

後悔しない転職をするためにも、働く企業選びは重要です。

SIerへ転職をするなら、注意すべきポイントが3つあります。

順番に解説しますね。

SIerで働くときに企業を選ぶ3つのポイント
  1. SIerの業界分類を絞る
  2. 転職で自分が重視するポイントを決める
  3. HPや転職エージェントを活用してSIerの会社を研究する

ポイント1.SIerの業界分類を絞る

転職するSIerを選ぶとき、まず始めに希望するSIer業界分類を絞ってください。

この記事の中でも解説しましたが、SIerの業界は、

  1. ユーザー系
  2. メーカー系
  3. 独立系
  4. コンサル系
  5. 外資系

の5つに大きく分けられます。

なかがわ

各SIerの特徴は、本記事の一番最初の見出し「SIerとは?SIerの業界分類は5つ」をもう一度確認してください。

「自分はどの業界に興味があるのか」「やってみたい仕事ができそうなのはどの業界か」という点を意識して業界を選びましょう。

ポイント2.転職で自分が重視するポイントを決める

働くSIerを選択するなら、自分が転職で重視するポイントを決めましょう。

たとえば、「年収は低くても激務なのは絶対に嫌…」「仕事が大変でもスキルが伸びる企業で働きたい…!」というように、

人によって転職で優先する箇所は異なると思います。

したがって、

  • 年収
  • 働きやすさ
  • 企業の規模
  • スキルアップ

など、転職して実現したいポイントを具体的にイメージしてください。

「なにに重きを置くか」を自分で理解していれば、SIerへ転職してからのミスマッチを防げます。

ポイント3.HPや転職エージェントを活用してSIerを研究する

ポイント1と2で説明した内容の、

  • 転職するSIer業界を絞る
  • 転職で重視する点を決める

以上の2点ができたら、HPや転職エージェントを活用してSIerを研究しましょう。

正しく転職先の企業について知っていれば、「こんな会社だと思わなかった…」というように、転職後の早期退職を防げます。

最近では企業のホームページに、企業理念や社員の話、業務内容などについて記載されている場合が多いです。

なので手間と時間を惜しまずに、徹底的に企業を調べ上げてください。

ちか

でも、ネット上の情報だけで大丈夫なんですか…?

なかがわ

ホームページだけの情報だと、ちょっと内容が不十分かもしれませんね。

もっと企業の深い情報が知りたければ、転職エージェントも活用しましょう。

転職エージェントの企業担当者は、企業の実情について取材をしています。

したがって、転職エージェントを利用すれば、企業の濃い情報を得ることが可能です。

転職エージェントを使ってより多くのデータを集めれば、

  • 転職先のことも詳しく知れる
  • 転職活動中の面接でも企業にアピールできる

というように、多くのメリットが得られます。

ちか

なるほど…転職エージェントは使った方がよさそうですね!

なかがわ

転職エージェントを利用するなら、複数のエージェントへ登録しましょう。

複数の転職エージェントを使えば、エージェント別にいろんな情報が集めることが可能です。

また、大手の転職サイト「リクナビNEXT」の調査によると、複数の転職エージェントを使った人の方が転職が成功しやすいというデータも出ています。

平均4.2社以上の転職エージェントを利用すれば、多くの求人を見る機会が増える上、あなたと相性のいい転職アドバイザーとも出会いやすいです。

ちか

なるほど…!

 

利用するのにおすすめの転職エージェントって、どこかありますか…?

なかがわ

では、厳選したおすすめの転職エージェントを紹介しますね。

転職エージェントに登録するときの参考にしてください。


エージェント マイナビ
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ちか

未経験者でも転職をサポートしてもらえるんですか?

なかがわ

はい。

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なかがわ

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【ブラック回避】SIerからの転職を成功させる3つのポイントを解説

まとめ:SIerへ転職をしたいなら、IT業界専門の転職エージェントの利用がおすすめ

今回は、SIerの業界分類ごとの売上や平均年収、働きやすさをランキングにして紹介しました。

転職をするなら、どのSIerを選ぶかは重要です。

もしSIerへ転職を考えているなら、ぜひ今回のランキングを参考にしてくださいね。

転職をするSIerを選ぶときに大切なポイントは、以下の3つです。

SIerで働くときに企業を選ぶ3つのポイント
  1. SIerの業界分類を絞る
  2. 転職で自分が重視するポイントを決める
  3. HPや転職エージェントを活用してSIerの会社を研究する

マイナビIT AGENTメイテックネクストのような、IT業界に特化した転職エージェントを利用すれば、企業研究も転職活動もスムーズに進みやすいですよ。

ちか

まずは興味のあるSIerの業界分類から絞ってみようと思います!

なかがわ

後悔のない転職先が選べるように、じっくりと考えてくださいね!

未経験からSIerへ!会社選びを失敗する3つの原因とその対処法とは?