SIerがプライム案件を担当するメリットと、優良案件を請け負っている会社へ転職する方法

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SIerがプライム案件を担当するメリット

 


プライム案件は顧客と直接契約することになります。sierは大規模な業務や、複雑な業務に携わることはなかなか難しいですが、プライム案件を担当することになれば、普段経験することがない案件でも関わるので大きなキャリアアップへと繋がります。そうすることでエンジニアとしての経験が大幅に変わってきますので、需要が大きく高まり、給与の面でもそれまでとは全く異なることになるのもメリットの一つです。また、機密保持の観点から、プライム案件では他社とともに業務をすることにはならないため、仕事環境の変化に悩まされることもありません。そして、仕事を進める上で重要なのが、自分の裁量で出来る部分が大きいこともあります。プライム案件では自分で判断しながら質を高めていくこともできるため、終わった時のやりがいも大きく異なります。また、顧客と関わりながら仕事を進めるので顧客から感謝の言葉をもらうこともでき、さらなる意欲へと繋がります。

SIerがプライム案件を担当するデメリット

 

まず挙げられるのが、メリットでもある自分の裁量が大きいということです。自由度が高いということはつまり自分の責任が大きくなるということであり、その分ストレスやプレッシャーに悩まされることが格段に増えます。二次請けとしてただ指示に従って仕事をするのとは異なり、自分の判断・決断に全てがかかってきます。全体を見て誰が何をしていて、それがどう関わっているのか把握し、人間関係も考慮して進めていくのは大きなストレスとなるでしょう。持ち前の集団としての空気を読む力や、リーダーシップが試されます。顧客と直接関わることは、どこを改善したらいいだろうというビジョンが見えやすい反面、顧客にわかるように業務内容を説明しなければならない場で、専門的な内容をいかにわかりやすく伝えるかという深い見識やコミュニケーション能力が必要とされることも大きなストレスとなります。精神面での辛さは大きなデメリットとして一番に考えられる点でしょう。

プライム案件に向いている人はどんな人か

 

一番大きいのは、自分の味方を作る事が出来る人ということではないでしょうか。業務を円滑に進めるにあたって、良好な人間関係を作り、集団を維持していくためには人よりもリーダーシップにあふれている必要があると考えられます。また、大きなストレスやプレッシャーがかかるため、それをうまく解消しながら向き合える人が向いているとも言われます。味方を作ることは、このストレスやプレッシャーという精神面でについて大きな助けとなるでしょう。また、意外とも言えるのが、集団を後方から見守り、余裕を持った態度を保つことです。業務について事細かく把握し、指示を出すことも必要ですが、他の人を見守りながら支援することができるといういわゆる縁の下の力持ちタイプである人も、プライム案件に向いているエンジニアだという事ができます。いずれにしても、精神面について自分でコントロールできるかどうか、集団運営が上手くできるかは大切な資質と言えるでしょう。

プライム案件を請け負える会社に転職する方法

 

プライム案件を担当することはエンジニアにとって大きな経験となるだけではなく、確実な報酬アップや需要の高まりなど、とても人気であり貴重な機会となります。皆が目指すものだということで、とにかく機会を見逃さないことが大切だと言えるでしょう。そのためには一般的な転職活動では限界があります。そこで必要なのが、大手のエージェントに助力をお願いするということです。人気だという点を考慮すれば、とにかく早めの行動を心がけることも大きなターニングポイントとなるでしょう。そして、今後もプライム案件を請け負えるのかという企業の見極めも大切です。営業やマーケティングの両方を上手く営み続けている企業にはプライム案件が舞い込んでくるでしょうし、それが上手くいっていないようであれば、転職を一考する必要があるかもしれません。営業とマーケティングは車の両輪のようにどちらもバランスよく力を入れていることこそが、プライム案件を請け負える企業としての目印になります。