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- AIエンジニアに資格は必要か
- AIエンジニア転職に向けた資格取得の5つのメリット
- AIエンジニアのスキル取得に役立つ6つの資格
- AIエンジニアになるために必要な6つのスキル
- AIエンジニアに求められるスキルや資格の勉強法3選
AI技術の発達が目まぐるしく、注目が集まっているAIエンジニア。
転職を考えている人も多いのではないでしょうか。
そんななか、
「AIエンジニアになるために必要な資格はある?」
「どうやって資格やスキルを身につければいいの??」
…と悩んでいませんか?
“ちか”
“なかがわ”
この記事では、
AIエンジニアの資格とスキルについてお伝えしていきます。
この記事を読めば、AIエンジニアの資格やスキルがわかり、学習のための行動を始められるようになりますよ!
AIエンジニアに少しでも興味のある人はぜひ読み進めてくださいね。
目次
AIエンジニアになるために必須の資格はないが、スキルが必要
ちか
なかがわ
結論から先にお伝えすると、AIエンジニアになるために絶対必要な資格はありません。
ちか
ただ、最低限身につけておくべき知識やスキルはあります。
- 1.pythonなどAI言語のプログラミング技術
- 2.機械学習フレームワークとディープラーニングの知識
- 3.数学的な知識
- 4.ビッグデータ分析・統計解析知識
- 5.データベースの運用知識
- 6.ビジネス・コンサルスキル
ちか
なかがわ
資格は必須ではありませんが、これらのスキルの勉強を効率よく行うために資格を活用するといいですよ。
先に上記のスキルについて詳しく知りたい人はこちらから読み飛ばせます。
AIエンジニア転職に向けた資格取得の5つのメリット
AIエンジニアに必須の資格はありませんが、資格取得にはメリットがたくさんあります。
ちか
- AIスキル・知識の向上ができる
- 日々の学習のモチベーションになる
- 自分に必要なAIスキルが明確になる
- AIスキルの証明ができる
- AI関連のコミュニティに入れる
なかがわ
1.AIスキル・知識の向上ができる
資格取得の勉強を通して、スキル・知識を向上させることができます。
AIエンジニアの勉強は幅広く、最初は何から勉強していいかわからない人も。
しかし、AIエンジニアに役立つ資格を知ることで、どんなプロセスでスキル・知識の勉強をすればいいかがわかります。
資格の勉強を通して、AIエンジニアとしてのスキル・知識向上を目指しましょう。
なかがわ
2.日々の学習のモチベーションになる
AIの分野は情報の進みが早く、AIエンジニアは常に最新のAI技術・情報にアンテナを張り、必要なことを学習をし続ける姿勢でいなければなりません。
しかし、AIのための勉強は広く深いものなので、なんの目標点もなく手当たり次第に学ぼうとすると、モチベーションが保てず力尽きてしまいます。
資格取得という目標を立てることで、モチベーションを維持しながら学習を続けることができます。
なかがわ
3.自分に必要なAIスキルが明確になる
ある程度、勉強を進めているAIエンジニアが、資格取得を通して自分に足りなかったAIスキルを発見できるというメリットもあります。
資格は体系的に情報がまとめられているので、学習によって自分のAIスキルの穴を埋めることができます。
この資格取得にはこんな知識も必要、ということがわかると、その足りなかった知識を学習し、さらに実務に生かしていくことができるでしょう。
体系的に情報がまとめられ、自分のスキル・知識を確認することのできる資格を活用することで、自分に足りなかったものを見つけられます。
なかがわ
4.AIスキルの証明ができる
AIエンジニアは実務経験や実績が何よりのスキルの証明になりますが、資格によってもその取得に必要なだけのスキル・技術を身につけていることの証明になります。
資格取得によって、きちんと体系的な知識をもち、理論立てて他人にわかりやすく説明する力も身につけておきたいものです。
さらに、資格取得はスキル証明とあわせて、学習意欲の証明になります。
転職活動においては、取得した資格によっては選考で優遇してくれる企業もあるので、プラスαの意味で受験しておくといいでしょう。
なかがわ
5.AI関連のコミュニティに入れる
資格取得によって、AI関連のコミュニティに入ることができ同じ志を持つ仲間できることもあります。
例えば、日本ディープラーニング協会は合格者限定のコミュニティ「CDLE」(シードル)を運営しています。
「CDLE」ではメンバー限定のハッカソンを催行するなど、のちのスキルアップのためのイベントを行っているので、資格を取得して活用するといいでしょう。
なかがわ
AIエンジニアのスキル取得に役立つ6つの資格
ちか
- G検定(ジェネラリスト検定)
- E資格(エンジニア検定)
- Pythonエンジニア認定データ分析試験
- 画像処理エンジニア検定
- 統計検定
- ITパスポート
このなかでも、AIエンジニア向けに特化しているのは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)のG検定・E資格のみです。
そのほかの資格も、AIエンジニアならおさえておきたいスキル・知識が身につけられる内容なので、あわせて見ていきましょう。
1.G検定
G検定は、AIについての全般的な知識を持つ人材(=ジェネラリスト)を育てるための資格試験です。
機械学習エンジニア、データサイエンティスト共通して取得するとよい資格であり、AIエンジニアならおさえておきたい知識を身につけられます。
オンライン受験型で、自宅にいながら試験を受けられることが特徴です。
- 機械学習エンジニア・データサイエンティスト
- AI(人工知能)の全般的な知識を身に付けたい
- 未経験からAIに関する分野に転職・就職したい
なかがわ
主催 | 一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA) |
実施時期 | 年3回。3月/7月/11月。申込は実施月の前月1ヶ月間。 |
料金 |
一般 12,000円+税 |
合格率 |
第1回 56.8%(2017/12/16) |
公式HP | https://www.jdla.org/ |
2.E資格
E資格は、AIのシステムを構築できる人材(=エンジニア)に特化して能力を育てるための検定試験です。
こちらは受験資格として、一般社団法人日本ディープラーニング協会認定のプログラムへの参加・修了から2年以内であることが必須です。
ちか
ディープラーニング協会が、「ディープラーニングの理論を理解し、実装する能力を持つ人材を育成する講座」と認定した外部の講座のことです。
なかがわ
AIシステムを構築する機械学習エンジニアなら受験するとよい検定であり、実際にAIを構築して実装能力を認定する試験です。
こちらはG資格と異なり、希望する会場でオフラインでの受験になります。
- 機械学習エンジニア・データサイエンティスト
- 深層学習の理論と実装の力を身につけたい
- 未経験からAIに関する分野に転職・就職したい
なかがわ
主催 | 一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA) |
実施時期 | 年2回。2月/8月。 |
料金 |
一般 30,000円+税 |
合格率 |
第一回 69.4%(2018/9/29) |
公式HP | https://www.jdla.org/ |
3.Pythonエンジニア認定データ分析試験
Pythonエンジニア認定データ分析試験は、Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法の習得状況をはかる試験です。
現在策定中の新しい試験で、2019年8月にβ版が実施されたばかりで、本試験の実施は現在(2019/10/24)の時点では発表されていません。
試験形式はCBT(Computer Based Testing)という形式で、試験会場でコンピュータの画面に問題が表示され、クリックして回答して受験します。
- Pythonエンジニア
- Pythonを使ったデータ分析の基礎をおさえたい
なかがわ
主催 | 一般社団法人 Pythonエンジニア育成推進協会 |
実施時期 | 未定(β版を2019/8/27~9/30に実施済み) |
料金 |
一般 10,000円+税 |
合格率 | 未公開(β版では約8割) |
公式HP | https://www.pythonic-exam.com |
4.画像処理エンジニア検定
画像処理エンジニア検定は、「画像処理分野」の開発・設計に必要な知識の習得を評価する検定です。
ちか
なかがわ
たとえば「人の顔を認識してピントを合わせる機能」「360°の視点から見られる画像」「QRコードの読み取り」などがそうですね。
画像処理エンジニア検定にも、二つの種類があります。
- 「画像処理エンジニア検定 ベーシック」
画像処理の技術に関する基礎的な理解と、知識をプログラミングなどに応用する能力をはかる検定 - 「画像処理エンジニア検定 エキスパート」
画像処理の技術に関する専門的な理解と、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に知識を応用する能力をはかる検定
自分に合った検定を選んで受験しましょう。
- 画像処理に関わるエンジニア、プログラマー、開発・研究者
- 画像処理分野の開発・設計について知識を身につけたい
なかがわ
主催 | 公益財団法人 画像情報教育振興協会 |
実施時期 | 年2回。7月/11月。申し込み時期は公式HP参照。 |
料金 |
ベーシック 5,500円 |
合格率 |
ベーシック 2018年度前期 63.9% |
公式HP | https://www.cgarts.or.jp/kentei/ |
5.統計検定
統計検定は、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。
データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力をはかります。
- 統計検定 1級
- 統計検定 準1級
- 統計検定 2級
- 統計検定 3級
- 統計検定 4級
- 統計検定 統計調査士
- 統計検定 専門統計調査士
- 統計検定 データサイエンス基礎(CBT)
- 統計検定 データサイエンス発展及び応用(CBT)
AIエンジニアに必要なスキルの一つに、統計の知識があります。
統計検定は、統計知識を身につける・確認するのにぴったりの検定でしょう。
AIエンジニアに必要なスキルが気になる方はこちらから先に読めますよ。
- AIエンジニアとして必要な統計の知識を身につけたい
- 統計についての基礎〜専門的な知識を体系的に学びたい
なかがわ
主催 | 一般財団法人 統計質保証推進協会 |
実施時期 | 年3回。5月/6月/11月。(種類によって実施月が異なる) |
料金 |
3,000〜10,000円。データサイエンス検定は未定。 |
合格率 | 種類により異なる |
公式HP | http://www.toukei-kentei.jp |
6.ITパスポート
ITパスポートは、ITに関わるすべての人が備えるべきITの基礎的な知識が身についていることを証明する国家資格です。
大学生のときに取得する機会があった方も多いでしょう。
- ITについての基礎的な知識を身につけたい
- IT知識を体系的に学びたい
なかがわ
もしITについての基礎知識に不安や苦手意識があるのであれば、受験を考えてもいいでしょう。
主催 | 情報処理推進機構(IPA) |
実施時期 | 通年実施 |
料金 | 5,700円(消費税込み) |
合格率 | 平均50%前後 |
公式HP | https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html |
AIエンジニアになるために必要な6つのスキル
ここからは、AIエンジニアになるために必要なスキルを見ていきましょう。
- PythonなどAI言語のプログラミング技術
- 機械学習とディープラーニングの知識
- 数学的な知識
- ビッグデータ解析・統計分析知識
- データベースの運用知識
- ビジネス・コンサルスキル
また、こちらの記事ではAIエンジニアに必要なスキルをさらに詳しく紹介しているので、気になる方は読んでみてください。
【これを見れば完璧】AIエンジニアに必要なスキルや知識を6つ紹介!メキメキとレベルが上がる勉強方法とは?
1.PythonなどAI言語のプログラミング技術
AIエンジニアと聞いて、まず思いつくスキルはプログラミング技術ではないでしょうか。
ちか
- Python
- R
- Julia
- JavaScript
- C++
- Java
- Haskell
- Matlab
ちか
なかがわ
Pythonは現在の機械学習の分野で最もシェアを獲得している言語です。「機械学習をするならPython!」と言っても過言ではありません。
Pythonについて一から学んで仕事にするスキルを身につけるなら、「Aidemy Plemium Plan」などのプログラミングスクールを活用するのがおすすめですよ!
2.機械学習とディープラーニングの知識
次に「機械学習」と「ディープラーニング(深層学習)」についてお伝えします。
ちか
なかがわ
このプログラムを使うことで、集めた大量の情報から規則性を見つけたり、それによってこれまで人が行っていた仕事を機械にさせることができるようになるんです。
ちか
じゃあ、「ディープラーニング」は何でしょうか?「深層学習」とも呼んだりするみたいですが…。
なかがわ
機械学習は学習させるビッグデータを人があらかじめ定義しておく必要がありますが、ディープラーニング(深層学習)はどのデータから学習するかも機械自身が判断して動作するという違いがあります。
3.数学的な知識
文系なら苦手意識を持ちやすいのが、「数学的知識」です。
ちか
なかがわ
数学的な考え方を身につければ大丈夫です。
ちか
AIスキルとしての数学的な知識は、統計を理解するために必要な基礎的な内容です。
理系の大学受験レベルの数学知識を身につけておくといいでしょう。
4.ビッグデータ解析・統計分析知識
次はAIに学ばせる情報の分析や解析の知識についてです。
ちか
そもそもビッグデータって普通のデータと何が違うんですか?
なかがわ
単純に量が膨大というだけでなく、その形式や発生頻度もバラバラな様々なデータの集まりなんです。
ちか
ちなみに、統計とは何ですか?
なかがわ
AIエンジニアになるには、ビッグデータという様々な性質を持つデータ群を解析したり、統計で明らかになっている情報を分析するスキルが必要ですね。
5.データベースの運用知識
分析、解析して見出した情報を運用していくスキルについてお伝えします。
ちか
なかがわ
AIエンジニアに必要なのは、ビッグデータや統計から必要な情報をデータベースとして抽出し、AIのシステムに学習させる運用のスキルです。
6.ビジネス・コンサルスキル
最後に、AIエンジニアに必要なビジネス・コンサルスキルについてご紹介します。
ちか
なかがわ
つまり、ビジネス上の課題に対して、AIのシステムについて熟知したAIエンジニアが、どんなふうにAIを用いることで解決ができるのかをコンサルティングできるようになる必要があるんです。
ちか
どんなに優れたAIシステムがあっても、どんな課題にどう生かせるのかを理解して説明できないと使えないですもんね!
実際に、AIエンジニアの求人は「AIシステム開発」のほか「AIコンサル」も多くあります。
具体的な求人内容が気になる方は「マイナビIT AGENT」などから見てみましょう。
AIエンジニアに求められる資格・スキルの勉強法3選
1.書籍を中心に勉強する
資格の学習は、それぞれの主催団体が出版している公式テキストや、参考書を用いて学習するといいでしょう。
また紹介した6つのスキルについても書籍で学習することができます。
手始めにぴったりな書籍をご紹介します。
- AI言語・Pythonの学習
『Python3 入門ノート』・『人工知能は人間を超えるか』 - 機械学習とディープラーニングの学習
『ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装』 - AIのための数学的知識の学習
『やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん』 - ビッグデータ分析・統計解析の学習
『Pythonで学ぶあたらしい統計学の教科書』 - データベース運用の学習
『新人エンジニアのためのデータベースの仕組みと運用がわかる本』 - AIコンサルの学習
『AIをビジネスに実装する方法』
2.JDLA認定プログラムを受講する
G検定・E資格の試験を実施している一般社団法人ディープラーニング協会(JDLA)の認定プログラムを受講する方法もあります。
「Aidemy Plemium Plan」の合格保証つきE資格対策コースなど、外部の講座が認定プログラムとして並んでいるので、確認してみましょう。
なかがわ
3.プログラミングスクールに通う
書籍では自分だけで勉強を継続できるか不安だし、資格だけじゃなく就職にも有利な環境で学びたい、という人にはプログラミングスクールがおすすめです。
なかがわ
- 業界最安級!転職サポートあり
「TechAcademy」 - マンツーマンで現役エンジニアから学べる!
「CodeCamp」 - 大学や企業でも採用され、オンラインで学べる!
「Aidemy Plemium Plan」
なかがわ
まとめ:資格を上手に活用してAIエンジニアのスキルを身につけよう!
今回は、AIエンジニアの資格とスキルについてお伝えしました。
AIエンジニアに資格は必須ではありませんが、AIエンジニアの様々なスキルを身につけるために、資格取得は有効な手段です。
なかがわ
AIエンジニアのスキルや資格の勉強は独学もできますが、挫折しやすい点がデメリットです。
「TechAcademy」などのプログラミングスクールを活用すれば、モチベーションを維持しながら学習を進めることができます。
効率的にスキルを身につけて、AIエンジニアへの転職を成功させましょう。
ちか
【必見】AIエンジニアへの転職を成功させる3つのステップ!採用されるAI技術者になる秘訣を解説
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